【阪神】1軍デビュー高寺望夢、初安打お預けも存在感「大したもんじゃない」矢野監督は活躍期待

ソフトバンク対阪神 3回裏ソフトバンク無死、ガルビスの二ゴロを処理する高寺(撮影・岩下翔太)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク1-0阪神>◇8日◇ペイペイドーム

阪神高寺望夢内野手(19)が1軍デビュー戦で堂々とした姿を見せた。高卒2年目で1軍に初昇格。「8番二塁」で即スタメン起用された。

「特に気負うことなく、平常心でいつも通りのプレーを心がけたい」と自然体を強調していたが、3回の第1打席では、先発東浜の初球を積極果敢に振り抜いての二ゴロ。7回7回は藤井から四球を選び、好機を広げた。守備でも3回にガルビスの鋭いゴロを落ち着いてさばくなどハツラツプレー。2打数無安打で初ヒットはお預けになったが、存在感を見せた。

上田西(長野)から20年ドラフト7位で入団。今春初めて1軍キャンプメンバーにも抜てきされた。2軍では出場45試合で打率2割8分1厘と好調で、1軍のお呼びがかかった。矢野監督も「初球から打ちにいったり、来たゴロもしっかりさばけた。大したもんじゃないかなと思います」とさらなる活躍を期待した。

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