【阪神】大山悠輔5階席へ特大14号3ラン ベンチで特大「虎メダル」初回には先制の適時二塁打

オリックス対阪神 5回表阪神2死一、三塁、左越えに3点本塁打を放った大山(右)は筒井コーチとタッチ(撮影・和賀正仁)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス1-6阪神>◇10日◇京セラドーム大阪

阪神大山悠輔内野手(27)が、特大14号3ランでオリックスを突き放した。

2点リードの5回2死一、三塁。オリックス山崎福の123キロ変化球を京セラドーム大阪5階左翼席に放り込んだ。阪神ファンで埋め尽くされた左翼スタンドのさらに上をいった。ベンチでは特大の「虎メダル」を首にかけられた。

同じ手に、引っかからなかった。初回に148キロ直球を右翼への適時二塁打とすると、4回は徹底的に変化球攻めにあった。7球全て変化球。初球には90キロ台のスローカーブも投じられ、目線を変えられていた。最後は116キロスライダーで見逃し三振に終わっていたが、次の打席では変化球を打ち返し、倍返しの豪快アーチをお見舞いした。

初回の先制打を含め、5回終了時点で4打点の荒稼ぎ。14本塁打、43打点は、この時点でともにリーグ4位&チームトップだ。

好調な主砲が、「関西ダービー」初戦でオリックスに強烈な一打を浴びせ続けている。

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