【西武】平沼翔太がプロ7年目で初の1試合4安打「自分は必死にやるだけ」

西武対広島 6回裏西武1死、右前打を放つ平沼(撮影・菅敏)

<日本生命セ・パ交流戦:西武2-1広島>◇11日◇ベルーナドーム

西武平沼翔太内野手(24)が、プロ7年目で初の1試合4安打をマークした。

8日に1軍昇格し、「7番三塁」で今季初スタメンに名を連ねた。2回の第1打席に右前打を放つと、一気に固め打ち。その後も左前打、中前打、右前打とバットが止まらなかった。4打数4安打だった。

前日10日に呉念庭が自打球を当て、右膝打撲をしたことで、巡ってきたチャンスだった。これまで3安打は3度あったが、4安打は初めて。お立ち台にも上がって「1打席1打席集中して打席に入った。4安打というのは狙って打てるものではないので、自分でも驚いている。自分は必死にやるだけ。今日みたいなのを続けていけるように頑張っていきたい」と笑顔を見せた。

前日の打席で「タイミングがよく取れていた」と起用を決めた辻監督も、さすがに驚きの様子だった。「すごかったね。あんなの初めて見た」と目を丸くした。

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