【楽天】1発に泣き連敗 辛島航7回2失点初黒星「辛島あそこまでよく試合引っ張って」石井監督

楽天対西武 7回表西武2死一塁、ジャンセン(奥)に2点本塁打を浴びる辛島(撮影・滝沢徹郎)

<楽天0-2西武>◇25日◇楽天生命パーク

楽天が1発に泣き、連敗となった。先発辛島航はコーナーを丁寧に突く投球。6回まで2安打無失点で西武打線を封じた。好投を続けたが、打線の援護をもらえず。0-0の投手戦となり、我慢の投球が続いた。

7回2死一塁の場面で、失投を仕留められた。カウント1-1から、ジャンセンに高めに抜けた121キロスライダーを左翼席へ運ばれた。「ホームランを打たれたあの1球だけ。あの球は抜けてしまってコントロールできていませんでした」と悔やんだ。7回4安打2失点で降板も、今季初黒星を喫した。

石井GM兼監督は「全体的には良い感じで投げていた。7回の場面は抑えきってくれればとは思いましたけど、相手があることなので仕方ない。確率の問題なのでしょうがないかなとは思う。じゃあ誰か代わった投手が行けば打たれないのか、それはそれで分からないので。僕たちはこっちの結果しか分からないので。辛島があそこまでよく試合を引っ張ってきてくれたことが、今日の辛島のピッチングだったと思います」と評価した。

打線は散発3安打で今季11度目の無得点敗戦となった。

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