【巨人】山崎伊織、勝ち投手の権利まであと1死も及ばず降板「粘り切れず、悔しいです」

巨人対中日 5回表中日2死一、三塁、阿部の中前同点適時打で表情を曇らせる山崎伊(撮影・河田真司)

<巨人-中日>◇29日◇ヨーク開成山

巨人山崎伊織投手(23)が、勝ち投手の権利まであと1死まで迫るも、わずかに及ばず、5回8安打2失点で降板した。

12日以来17日ぶりの1軍先発マウンド。1回に先制を許すも、粘りの投球でもちこたえ、大城、坂本の適時打で1点のリードをもらった。しかし3勝目まであと1死とした5回2死一、三塁、中日阿部に内角142キロシュートを中前にはじき返され、同点に追い付かれた。

本拠地初勝利を挙げた5月18日広島戦(東京ドーム)以来、約1カ月半ぶりの白星とはならず「リードをしたまま次の投手にバトンを渡したかったけれど、最後(5回)2死の場面で粘り切れず、悔しいです」と振り返った。