【阪神】22年ぶり屈辱、横浜スタジアムでシーズン2度3タテ 逆転サヨナラで3連敗5位後退

DeNA対阪神 9回裏DeNA2死一、二塁、梅野(左)は嶺井博希の適時打で生還を狙う大田にタッチできずサヨナラを許す(撮影・上田博志)

<DeNA6-5阪神>◇30日◇横浜

阪神は3連勝の後、3連敗を喫した。9回逆転サヨナラ負けで、DeNAと入れ替わって5位に後退した。同一カード3連敗は4月19~21日、同じ敵地のDeNA戦以来。横浜スタジアムでシーズン2度の3タテは22年ぶりだ。

今月は成績を持ち直したが、月間14勝8敗1引き分けでフィニッシュした。借金7となった。

1度は4点差を逆転した。初回にアーロン・ウィルカーソン投手(33)がいきなり4失点したが、5回に2点、6回に1点と追い上げ、7回に佐藤輝明内野手(23)が右翼席に14号ソロを運んで追いついた。佐藤輝は横浜では球場別最多の4本目のアーチ。

反撃の手をゆるめず、4-4の8回、1死三塁から梅野隆太郎捕手(31)の二塁ゴロで勝ち越しの1点を奪った。

しかし、ウィルカーソン降板後、無失点で踏ん張ってきたリリーフ陣が最後に崩れた。

1点リードの9回、抑えの岩崎優投手(31)が嶺井博希捕手(31)にサヨナラ打を浴びた。