大学日本代表の出場大会に元ソフトバンク・バレンティンも出る! 地元オランダ代表メンバー入り

ソフトバンク時代のバレンティン(2021年6月12日撮影)

大学日本代表が出場する第30回ハーレム・ベースボール・ウイーク(8~15日・オランダ)の地元オランダの代表チームメンバーが発表され、ヤクルトとソフトバンクでプレーしたウラディミール・バレンティン外野手(37)が入った。

バレンティンはオランダ領キュラソー島出身。マリナーズ、レッズを経て11年シーズンからヤクルトに加入。同年から3年連続本塁打王に輝き、13年にはシーズン60本塁打の日本記録を樹立し、MVP獲得。18年に打点王。20年シーズンからソフトバンクに移籍し、昨季限りで退団した。

日本通算1104試合で301本塁打、1001安打、794打点、打率2割6分6厘をマーク。本塁打王3回、打点王1回、最高出塁率を2度獲得した。

今年1月に、自身のツイッターで日本球界から引退することを発表。

2月からメキシカンリーグのサラペロス(英名サルティーヨ・サラペメーカーズ)に加入していたが、5月に自由契約となっている。

大学日本代表の指揮をとる九産大・大久保哲也監督(59)は「プロ選手も入ってくるという予想はしていた。(バレンティンは)日本でもなじみのある選手なので、やりがいが十分にある」と話した。