【西武】直接対決制し2位浮上、2日支配下登録の19歳長谷川信哉がプロ初安打&殊勲打

8回表西武1死一、二塁、長谷川は右前適時打を放ちベンチ向かいガッツポーズする(撮影・滝沢徹郎)

<楽天3-6西武>◇9日◇楽天生命パーク

“2位攻防戦”は西武が制し、2位に浮上した。試合前まで2位楽天と3位西武のゲーム差は0・5。勝てば順位が入れ替わる試合で、接戦をものにした。

8回に3点を奪った。ヒーローになったのは2日に支配下登録されたばかりの19歳だった。1死一、二塁。9番長谷川信哉内野手が楽天鈴木翔の高め148キロ直球を捉え、右前適時打とした。2塁から代走の熊代が生還。1度は判定アウトだったが、リクエストで判定が覆った。5回にはプロ安打を放ち、そして8回には殊勲の勝ち越し打をマーク。もちろんプロ初のタイムリーだった。

さらに8回は源田がこの日、4安打目となる右中間適時2点三塁打でリードを3点に広げた。

プロ3試合目のスタメンだった長谷川だけでなく、ジャンセンの3番起用も見事に的中。2点を追う5回2死二塁での場面ではジャンセンの2号2ランで同点とした。来日1号も放った辛島から、再びアーチをかけた。“辛島キラー”ぶりを発揮し、3番起用にも応えた。ジャンセンは2回1死三塁の場面でも走者を生還させるショートゴロを放っていた。

投手陣は先発スミスが5回途中で緊急降板のアクシデントがあった。しかし、リリーフ陣は楽天打線を押さえ込み、反撃を許さなかった。8回は平良が無死満塁のピンチを迎えた。

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