<巨人5-10広島>◇17日◇東京ドーム
広島が敵地で巨人に3連勝を収め、2位をがっちりキープした。
東京ドームで同一カード3連勝を決めたのは18年8月28~30日以来4年ぶり。
試合は今季最大の4点差をひっくり返す逆転勝利だった。先発野村祐輔投手(33)が2本の2ランを浴び、3回までに4点のリードを与えた。4点を追う4回に適時打と3四球などで2-4とし、なお1死満塁で野村の代打堂林翔太内野手(30)が逆転満塁弾を放ち、リードを奪った。
満塁弾は15日巨人戦で磯村嘉孝捕手(29)が延長11回に、翌16日同戦では長野久義外野手(37)が3回に放っており、チームとして3戦連続となった。3戦連続満塁本塁打は91年5月9日巨人戦、同11日中日戦、同14日阪神戦以来で「3日連続」は球団史上初だった。
4回からは九里亜蓮投手(30)が自身61戦ぶりに中継ぎ登板し、3回1失点。今季4勝目を挙げた。
チームはここまで3点差以上を逆転したことはなかったが、90試合目にして4点差を逆転勝利。前日16日に2位に浮上した好位置をしっかりキープした。
▼広島は15日磯村、16日長野に続いて堂林が満塁本塁打を放った。3試合連続満塁本塁打は91年5月9~14日広島以来4度目のプロ野球タイ記録で、2度やったのは広島が初めて。過去3度はすべて先発出場の選手が満塁弾を打ったが、今回は途中出場の磯村と堂林が打ってタイ記録をマークした。一方、3試合連続で満塁本塁打を打たれたのは78年7月5~8日中日、93年5月16~19日広島に次いで3度目となり、こちらもプロ野球ワーストタイ。50年中日が11月7~9日の広島戦で3試合連続満塁本塁打を記録したが、この時の広島は7、8日がホームの中日戦で、9日はビジターで第1試合が大洋戦、第2試合が中日戦の変則ダブルヘッダー。今回のように同一カード3連戦では、満塁弾を3試合連続打ったのも、打たれたのも初めてだ。