【ロッテ】劇的サヨナラ4連勝で井口監督300勝も「チームの優勝が目標」粘って粘って節目

ロッテ対西武 サヨナラ勝利で監督通算300勝目を決めたロッテ井口監督はボードを手に笑顔でガッツポーズ(撮影・浅見桂子)

<ロッテ5-4西武>◇21日◇ZOZOマリン

ロッテが劇的なサヨナラ勝利で4連勝し、就任5年目の井口資仁監督(47)が監督通算300勝に到達した。

2-4の9回、難攻不落の西武平良海馬投手(22)から1死満塁を作り、代打の岡大海外野手(31)の2点適時打で同点に。再び1死満塁にすると、高部瑛斗外野手(24)がサヨナラ打を放った。

平良には20年11月8日の対戦で2得点したのを最後に、18試合連続で得点できていなかった。クイックからの150キロ台後半に、走者を1人出すのが精いっぱいという試合も多かった。井口監督は「みんなが割り切って、真っすぐにしっかりと入りに行きながら、しっかりとボール球を選んでくれて、本当にいい形でつながったと思います」と9回の攻撃を振り返った。

先頭の山口がボールに流れるスライダーをしっかり見極めて四球を奪うと、佐藤都が安打。レアードが中飛で山口を三塁に進めると、エチェバリアもフルカウントからの低めぎりぎりの直球をしっかり選び、満塁を作った。「どうしてもボール球を振ってしまいがちな投手なんですけど、我慢しながら」と指揮官。粘って粘って呼び込んだ。

今季は開幕早々、同じく難攻不落のソフトバンク・モイネロから得点した。森も攻略した。得点力不足に悩む中で、相手の必勝リレーに食らいつくケースが増えている。「ある意味、そういう投手に対してはしっかりと割り切って入って行けてるのかなと。去年からけっこう7、8、9回って打線がつながっていたりするので、そういう割り切りで常に自分たちが入って行ければ、もっといいチーム打率にいけるんじゃないかなと思います」と井口監督は分析する。

そのチーム打率2割2分2厘は12球団ワースト(いずれも21日終了時点)ながら、タフな試合を粘って競り勝ち、貯金2、首位と2・5ゲーム差の4位にいる。監督通算300勝にも井口監督は「何勝というよりはチームの優勝ということが目標」とキッパリ。ペナントレースを9イニングに換算すると、まだ6回裏の途中だ。粘って粘って、最後に持っていく。ロッテがロッテらしくなってきた。【金子真仁】

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