【阪神】連勝で借金完済へ王手 最大「16」からコツコツ返済 伊藤将司7回1失点で甲子園9連勝

阪神対DeNA 5回表DeNA無死一、二塁、伊藤将は嶺井の飛球をダイビングキャッチした近本に拍手を送った(撮影・加藤哉)

<阪神3-1DeNA>◇23日◇甲子園

阪神がDeNAに連勝し、借金1。前半戦での借金完済に王手をかけた。先発伊藤将司投手(26)は7回、91球で1失点。6回に代打細川にソロを浴び、甲子園では31イニングぶりの失点となったが、本拠地に強い左腕は昨季から甲子園登板9連勝。今季6連勝で7勝目を挙げた。

打線は初回に相手の暴投で1点先制。3回には1死二塁から3番近本光司外野手(27)の右前適時打で追加点を奪った。この日7番一塁で初スタメンの新外国人アデルリン・ロドリゲス内野手(30=パドレス3A)は8回1死一、三塁で貴重な3点目となる中前適時打を放つなど4打数2安打、1打点と活躍。一塁守備でも4回に桑原の一塁線の痛烈なゴロの打球を好捕するなど軽快だった。

開幕から9連敗するなど最大16の借金があったが、1まで減らした。前半戦最後となる24日のDeNA戦に勝利し、勝率5割で後半戦スタートを目指す。

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