【オリックス】山本由伸は自然体を貫く ポンタが試合中に踊っても「“いつも通り”」

試合前の練習中にオリックス宮城(中央)は黒木(右)に帽子を取られ丸刈り姿をカメラマン山本に激写される(撮影・上山淳一)

<とっておきメモ>

<オリックス5-0ソフトバンク>◇23日◇京セラドーム大阪

オリックスのエース山本由伸投手(23)が8回120球4安打無失点の好投で、リーグトップの今季10勝目をマークした。

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先発当日のオリックス山本にはピリピリした「近づかないでオーラ」のようなものはない。自然体で、笑みがはじけている。この日は20歳の宮城が丸刈り姿で現れ、いつものようにイジった。試合前練習が始まる前、球団公式のビデオカメラをスタッフから借り、愛情たっぷりにその丸刈り頭を撮影。リラックスしていた。試合になると、調子が良くてもピンチでも淡々と投げている。それが自然体。「もちろん、いろいろ考えてしまったり、感情の起伏もありますけど、基本は“いつも通り”を心掛けていますね」。試合中にバファローズ☆ポンタが「たぬきダンス」を躍っても集中力を切らさなかった。

先発マウンドは基本的に週に1度やってくる。「(次の登板を)考えると楽しい。勝つと、もっと楽しい。究極は、みんなが活躍して勝つこと。僕は、そのために(調整期間で)考える。試合の日は一生懸命、投げるだけです」。いつも通りを積み重ね、リーグ一番乗りの10勝目につながった。【オリックス担当=真柴健】