【オリックス】“中嶋マジック”にどよめき「内野5人」でサヨナラ阻止「そんなことした?」監督

ロッテ対オリックス 11回裏ロッテ2死一、二塁、菅野の左前打で生還を試みた二塁走者藤岡をアウトにし、ベンチで大きくガッツポーズする中嶋監督(中央)(撮影・鈴木みどり)

<ロッテ8-9オリックス>◇29日◇ZOZOマリン

“中嶋マジック”に球場がどよめいた。

同点の延長11回2死一、二塁。2ストライクの状況で、センターの福田を前進させ、「内野5人シフト」を敢行。代打菅野の打球は遊撃紅林と二塁ベース後方を守った福田の間を抜け、左中間に転がった。外野手は2人だったが、左翼中川圭がセンターに寄っており、本塁への好返球でサヨナラ負けを阻止した。試合後、指揮官は「そんなことしたっけ? そんなことしてないよ!」とご機嫌だった。

▽オリックス阿部(延長11回に登板し、1回無失点でプロ初勝利)「(内野5人シフトに)僕の野球人生の中であんなシフトはなかった。すごいシフトだなと思いながら投げてました」

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