【巨人】“足技”で試合ひっくり返す 阪神の守備乱れの間に2人生還

巨人対阪神 4回裏巨人無死一、三塁、佐藤輝が捕球ミス、飛び出した三走重信をタッチ出来ずヘッドスライディングで生還(撮影・たえ見朱実)

<巨人-阪神>◇2日◇東京ドーム

巨人が“足技”で試合をひっくり返した。

1点を追う4回1死一、三塁、打者岡本和はフルカウントから見逃し三振。同時に一塁走者丸がスタートを切った。捕手梅野が二塁に送球し、丸が挟殺プレーで引き付け、三塁走者重信が本塁を伺う。一塁手ロドリゲスが三塁手佐藤輝に転送。佐藤輝と梅野隆で重信を挟むも、佐藤輝が痛恨のファンブル。左翼手大山がカバーに入るも本塁への悪送球となり、重信がヘッドスライディングで生還。さらにボールが一塁ベンチ前へと転がる間に、一塁走者丸も本塁を陥れた。

この日は、巨人にとって13日ぶり公式戦で後半戦初戦だった。前半戦最終戦となった7月20日のヤクルト戦(神宮)のスタメンから3人が変更。チーム構成ができずに後半戦のオールスター期間をはさみ、2カードを延期した。この日、大量16人を出場選手登録。新型コロナの陽性判定を受けていた選手も岡本和、丸、北村の3選手も先発に名を連ねた。

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