【日本ハム】近藤健介「ボナファイド」適用でアウト 一塁走者清宮が二塁へ危険スライディング

日本ハム対西武 8回裏日本ハム1死一、二塁、近藤の二ゴロで一塁走者の清宮が二塁スライディングで源田と接触しその場に倒れる(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム-西武>◇10日◇札幌ドーム

日本ハムが、珍しい形で勝ち越しのチャンスを逸した。

2-2の8回1死一、二塁。近藤健介外野手(29)が二ゴロを放つと、二塁手・外崎は二塁のベースカバーに入った遊撃・源田に送球。捕球した源田が、スライディングしてきた一塁走者・清宮と交錯した。両者ともすぐには立ち上がれず場内は騒然となった。

塁審はセーフのジェスチャーをしていたが、西武辻監督がリクエストを要求。リプレー検証の結果、責任審判の笠原球審は場内アナウンスで「ただ今のプレーで、清宮選手はアウト。危険なスライディングとして、ボナファイドルールを適用し、打者走者の近藤選手はアウトといたします」と説明した。清宮は二塁フォースアウト。また、打者近藤は「ボナファイドルール」適用によりアウトとなった。

◆ボナファイド 英語でbona fideとは「正しい」の意味。ボナファイド・スライディングは「正しいスラインディグ」。スライディングは終了後、本塁を除いて、ベース上にとどまろうとすることが求められる。

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