【ロッテ】松川虎生3カ月半ぶり勝利試合フルイニングマスク 井口監督「いいリードしてくれる」

ロッテ対日本ハム 7回表日本ハム2死一、三塁、ロッテ2番手で登板した唐川は日本ハム古川裕を中飛に仕留め松川(左)の祝福を受ける(撮影・小沢裕)

<ロッテ3-2日本ハム>◇12日◇ZOZOマリン

ロッテ松川虎生捕手(18)がフルイニングでマスクをかぶり、チームの連敗脱出につなげた。

この日は9番捕手でスタメン。先発石川を6回途中1失点でリードすると、その後も唐川、オスナと無失点に。9回は高校の先輩でもある守護神益田とバッテリーを組み、同点に追いつかれるも、その裏に岡のサヨナラ打で勝利した。

松川が勝利試合で1回から9回までマスクをかぶったのは、4月30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)以来、約3カ月半ぶりとなった。井口資仁監督(47)は「(試合)後半を加藤とかにかぶらせたところがあったんですけど、益田も含めてずっとやられたところがありましたし、虎生もいいリードをしてくれているので。配球的にもいい配球をしていると思います」と話した。

昨秋ドラフト1位で市和歌山から入団。NPB史上3人目となる高卒新人捕手として開幕スタメンマスクの座を射止めると、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では佐々木朗希投手(18)の完全試合でもバッテリーを組むなど、経験を重ねている。

▽ロッテ岡(9回にサヨナラ打)「前の(中村)奨吾が歩かされたので、何とか勝負を決めたいなという気持ちで打席に立ちました」

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