<ロッテ2-0楽天>◇26日◇ZOZOマリン
ロッテ佐々木朗希投手(20)が7回3安打無失点、8奪三振の好投で、今季8勝目を挙げた。
1週間前の19日に6回5失点だった楽天に、見事にやり返した。「今回は何とか、自分の力でゼロに抑えてチームを勝ちに導けるようにと思って投げました。どっちかといったら、自分の投げる球を今日はいい形で投げられたかなと思います」と自分らしさを取り戻したことを喜んだ。
直球に力感がみなぎり、フォークに懸河の落差が伴う。1回1死、2番小深田をそのフォークで空振り三振にした。スライダー回転で左打者の小深田に向かい、空振りさせ、左足首に当てた。開始早々、試合を支配した。
この日を迎えるまで7勝3敗だったしかしQS(6投球回以上、自責点3以内)で白星を挙げたのは、2カ月以上前、6月22日西武戦(ZOZOマリン)にまでさかのぼる。7月早々に血マメをつぶしたこともあるが、4月に完全試合を達成した時のような圧倒ぶりはしばらくなかった。
珍しく無風のマリンは、降雨後で湿度が90%近く。うちわが揺れるスタンドを見ながら、汗を何度も手でぬぐう。無風なのにフォークは強烈。4回、5番銀次を三振にした魔球も、銀次の体へ迫る。ベテランは跳ねるように空振りした。「よく風の有無でフォークの落ちは言われると思いますけど、(風が)ない中でしっかり落とせたので、そういったところはよかったです」。昨年5月以来のバッテリーとなった佐藤都が、懸命にショートバウンドを止める。勢い良く試合を進めていった。
7回を終えたところで91球、右足をつり始めていたこともあり交代し、井口監督とグータッチした。ペナントレースも残り30試合。「まずはケガなく回ることが大事だと思うので、その中で、しっかり結果を出していかないといけないです」と引き締めた。【金子真仁】
▽ロッテ荻野(先制本塁打)「何とか入ってくれて良かったです。いつも朗希からプレッシャーかけられるんですけども、明日もしっかり打てるように頑張りたいと思います」