【阪神】10連敗中の左腕から初回に3点先取 ロハス適時打「先に取りたい気持ちで打席に」

中日対阪神 1回表阪神無死一、三塁、先制の左前適時打を放つロハス。投手小笠原(撮影・前田充)

<中日-阪神>◇27日◇バンテリンドーム

左腕地獄脱出を狙う阪神が、初回に猛攻をしかけた。先頭中野が三塁への内野安打で出塁。2年ぶりに2番に入った近本が中前打で続き、無死一、三塁。好調ロハスが内角への初球、145キロを左前にはじき返し、先制点を奪取した。

「最近はなかなか点を取れていない試合が多かったから何とか先に取りたい気持ちで打席に立ったよ。後ろの打者たちもつないで点を取ることができたしよかったね」

なお1死一、二塁から大山が遊撃強襲のタイムリーで2点目を追加。2死一、三塁からは山本がカーブを上からたたき、三塁方向への打球が大きくバウンドする内野安打で、3点目を奪った。

前回13日の対戦(京セラドーム大阪)では7回無失点と抑え込まれた中日の先発左腕、小笠原を初回で攻略。相手先発が左腕の試合で10連敗中のチームが、好スタートを切った。

【関連記事】阪神ニュース一覧