【阪神】球団ワーストタイ今季24度目0封負け…2連敗で4位広島、5位巨人とのゲーム差2に

阪神対巨人 7回表巨人無死一塁、西純(手前)は中田に先制の左越え2点本塁打を浴びる(撮影・上山淳一)

<阪神0-2巨人>◇4日◇甲子園

阪神は球団ワースト記録に並ぶ今季24度目の完封負けを食らった。巨人先発赤星を打ちあぐね、63年以来のシーズン24度目完封負け。2連敗で4位広島、5位巨人とのゲーム差を2に縮められた。

先発の西純矢投手(20)は力投報われず、今季3敗目(5勝)を喫した。6回終了時点で1安打無失点。両チーム無得点で迎えた7回表、先頭3番丸を四球で歩かせると、無死一塁から4番中田に左越え2ランを浴びた。それでも7回を83球でまとめ、5奪三振2安打3四球で2失点。とても責められる内容ではなかった。

打線は3回2死一、三塁の好機を逃すと、反撃ムードを高められないままゲームセット。クライマックス・シリーズ出場へ、打線の状態が心配だ。

▼阪神は今季24度目の完封負けで、球団ワーストを記録した63年に並んだ。プロ野球シーズン最多は31度で、56年に大洋(DeNA)と東映(日本ハム)が記録。

▼巨人赤星に今季3敗目。赤星は先発、救援ともに阪神戦での登板があり、先発した3試合ではすべて白星を献上している。今季対戦投手別で3敗は、中日大野雄と広島床田と並んで最も多い。

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