東大連敗も13安打6得点 今後に期待粘りの攻撃 井手監督「好調な打線生かし」勝ち点獲得へ

明大対東大 2回裏東大1死二塁、左適時二塁打を放つ松岡泰(撮影・野上伸悟)

<東京6大学野球:明大13-6東大>◇第1週第3日◇12日◇神宮

東大が連敗したものの、今後に期待させる粘りの攻撃をみせた。

13安打の6得点。いきなり3点を追う展開ながら諦めず、2回にはすぐさま同点に追い付いた。大差のついた終盤8回も4安打を集中して2点を奪った。井手峻監督(78)は「打つ方はいい攻撃ができた」と振り返った。今夏の北海道合宿ではアッパー気味のスイングをレベルにする練習に取り組んだという。「それがいいように出ているのかな。守りをきっちりやって、好調な打線を生かしたい」と付け加えた。

リーグ戦はスタートしたばかり。目指す勝ち点獲得へ、残り4カードの戦いが期待される。

▽東大・井沢駿介投手(プロ志望のエースは6回6失点も粘りの投球)「初回に3ランされたが、立て直して4、5回は自分のピッチングに近いものができた。真っすぐの強さで抑えられたし、手応えはあります」

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