【オリックス】宮城大弥「ほとんどが一番の思い出」能見篤史の引退にしんみり

笑顔で練習に向かう左から宮城、山岡、能見(撮影・和賀正仁)

今季限りで現役引退する能見篤史投手兼任コーチ(43)が16日、京セラドーム大阪内で会見を開いた。

宮城大弥投手(21)はしんみりと話した。今季開幕時に課題を指摘され「今年は8勝どまりだな」と言われたが、2桁勝利をクリアした。新人王を獲得した昨年も不振時のアドバイスが効いた。

「ほとんどが一番の思い出。印象的なのは、初めてのあいさつで、分からないことがあったらなんでも聞いていいですかと聞いたら、笑って『なんでもどうぞ』と言ってくれたこと。長いプロ野球生活で成功されてますし、いろいろな技、駆け引きを知っている。足も速いし、もう引退するのかと寂しくなりました。自分は形として残していきたい」と結果で恩返しすることを誓った。

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