【巨人】戸郷翔征、初タイトルの最多勝狙う「目指せるところは目指さないと」トップ青柳に1差

阪神対巨人 力投する巨人先発の戸郷(撮影・狩俣裕三)

巨人戸郷翔征投手が自身初タイトルを射程に入れた。ここまで11勝をマークし、リーグトップの阪神青柳を1差で追う。最多勝争いに「意識してないと言ったらうそになる。目指せるところは目指さないといけない。タイトルはこれからの人生に生きてくると思う。自信にするためにも狙っていけたらなと思います」と言った。

さらに136奪三振は次点の広島森下、中日高橋宏に9差でトップを走る。17日からの9連戦初戦となる阪神戦先発を皮切りに、残り3試合に先発登板が可能。日程的には青柳、森下らよりも優位に立つ。桑田投手チーフコーチは「技術的にも投げるスタミナもそう。メンタル的にもすごく成長しましたよね」と目を細め、「できるならタイトルをとってほしいですね」と背中を押した。

3位阪神まで1.5ゲーム差でCS争いも大詰め。戸郷は「後半になるにつれて順位が決まっていくようなところなので、少しは意識したりしますけど、同じ試合の感覚でいこうと思っています」と平常心を強調した。

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