東大が慶大に敗れ勝ち点の獲得持ち越し 先発の井沢駿介が3回4失点

慶大対東大 ベンチでうつむく東大・井手監督(中央)(撮影・足立雅史)

<東京6大学野球:慶大9-1東大>◇第2週第2日◇21日◇神宮

東大は、慶大に敗れて1勝1敗となり、勝ち点の獲得は持ち越しとなった。

先発は、17日の慶大戦で今季初勝利を挙げた井沢駿介投手(4年=札幌南)。雨で順延して中3日での先発となり、初回に慶大・広瀬隆太内野手(3年=慶応)に2ランを浴びるなど3失点。2回にも追加点を許し、3回を被安打7の4失点で降板した。

打線は4回に、井沢とともにプロ志望届を提出した阿久津怜生外野手(4年=宇都宮)のリーグ通算2号となるソロ本塁打で1点を返した。しかし慶大の先発左腕、増居翔太投手(4年=彦根東)を打ちあぐね、追加点を奪えなかった。

東大は17年秋以来10季ぶりの勝ち点獲得を目指し、3戦目に臨む。

東大が慶大からの勝ち点を挙げると、“赤門旋風”と呼ばれ優勝争いに加わった(結果は4位)81年春以来41年ぶりとなる。