立大18年秋から対慶大14連敗 荘司康誠6回2失点も打線3安打「主導権握れなかった」溝口監督

慶大対立大 力投する立大先発の荘司(撮影・野上伸悟)

<東京6大学野球:慶大2-1立大>◇第3週第2日◇26日◇神宮

立大が1点差で敗れ、対慶大14連敗(3分け挟む)となった。18年秋の2回戦で勝って以来、勝ち星がない。

この日はエース荘司康誠投手(4年=新潟明訓)が粘りの投球をみせ、6回を2失点と踏ん張った。しかし打線が3安打しかできず、1得点だけ。それも相手暴投によるものだった。

溝口智成監督(54)は「僅差で食らいついてはいったが、終始主導権は握れなかった。ただ荘司に明るい兆しが見えた。投球のリズムがもう少しかな」と話した。

これで1敗1分け。勝ち点を落としたわけではない。同監督は「簡単とは思わないが、はね返して水曜日(28日)までやるつもりで」。逆転での勝ち点奪取を誓った。

▽立大・荘司康誠投手(今季調子の出ないエースは2戦目の先発で6回を被安打8の2失点)「なんとしてもチームに勝ちがつくようにと臨んだ。今日の負けが後になってよかったと思えるようにしたい」