【ソフトバンク】今宮健太8号2ランは幻に…1度は本塁打判定もリプレー検証でファウル判定に

西武対ソフトバンク 9回表ソフトバンク1死一塁、今宮(中央)は左翼ポール際の打球を放ち、一度は本塁打で生還するも手をかざして確認する(撮影・浅見桂子)

<西武4-1ソフトバンク>27日◇ベルーナドーム

ソフトバンク今宮健太内野手(31)の8号2ランは幻になった。

1-4の9回1死一塁。西武増田の直球を左翼方向に引っ張った。飛距離は十分。ポール際の当たりで、1度はホームラン判定とされて今宮もダイヤモンドを1周したが、審判団が集まって協議。リプレー検証となり、球場はざわついた。

数分後に審判団が出てきてファウルと判定。打ち直しとなった今宮は空振り三振に倒れた。2死一塁となり、続く柳町は二ゴロに倒れて試合終了。1得点に終わり、連勝は3で止まった。藤本監督は「打つ方は水物だから。毎回4点も5点も取れるわけない」と、打線を責めることはなかった。

【ニッカン式スコア】27日の西武-ソフトバンク戦詳細スコア