【ソフトバンク】松田宣浩「お別れの場」は10・1ウエスタン・リーグ中日戦

若手選手と元気いっぱいにノックを受ける松田(撮影・岩下翔太)

今季限りでソフトバンクを退団することになった松田宣浩内野手(39)が28日、ペイペイドーム内で会見を行った。現役引退ではなく、移籍先を求めての退団では異例のシーズン中の発表、会見となった。

松田は「長年、ファンのみなさんにプレーを見ていただいたんですけど、最後の姿を見せることなくホークスのユニホームを脱いでしまう。これだけはやめたいなという思いがありまして、球団をはじめNPBだったり、選手会のみなさんに動いていただいて、このような形でご報告させていただくことになりました」と説明。球団も「チーム最大級の功労者」として松田の思いをくみ、NPBや選手会に呼びかけて、異例の退団発表が実現した。

「お別れの場」としては、ソフトバンクでの最後の試合とし、10月1日ウエスタン・リーグ中日戦(タマスタ筑後)に出場する。松田は「10月1日の土曜日の(ウエスタン・リーグ中日戦)で、ホークスでの最後の試合というのを球団に用意していただいた。ホークスのユニホームを着るのもあと何日かしかないんですが、これまでやってきたことをしっかり振り返って、10月1日にグラウンドに立ちたいなと思います」と話した。試合後には松田からファンへあいさつを行う。特別グッズの販売も予定されている。

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