【西武】内海哲也、ジャイアンツ球場で涙のラスト登板 全球直球見逃し三振 両軍で5度胴上げ

古巣・巨人のジャイアンツ球場で最後の登板を終えた今季限りで引退する西武内海は涙を浮かべる(撮影・小早川宗一郎)

<イースタン・リーグ:巨人-西武>◇2日◇ジャイアンツ球場

今季限りで引退を表明している西武内海哲也投手(40)が15年間を過ごした古巣・ジャイアンツ球場でのラスト登板を涙で終えた。

5回2死二塁から4番手として登板。名前がコールされると、今季初めてチケットが完売し、2400人超が集まったスタンドから温かい拍手が降り注いだ。代打石川に対し、全球直球勝負。最後は137キロ直球で見逃し三振で締めくくった。

チームメートと抱き合って目には涙。西武の西口2軍監督、巨人の二岡2軍監督からは花束を手渡された。さらにラスト登板を見守った両軍の選手たちがホームベース上に集まり、5度の胴上げ。プロ生活19年間を過ごした西武、巨人のファンの前で、有終の美を飾った。

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