【ヤクルト】村上宗隆が史上最年少3冠王に大きく前進 最終戦は3打数無安打でも首位打者が確定

阪神対ヤクルト 8回、ヤクルト村上はバットを手にグラウンドを見つめる(撮影・上山淳一)

<阪神3-3ヤクルト>◇2日◇甲子園

ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、史上最年少の3冠王を決定的にした。2日阪神戦は、特例2020で抹消となった8月6日巨人戦以来の欠場。打率3割1分7厘で、2位の中日大島と3厘差。最終戦は3打数無安打でも首位打者が確定し、タイトル確実な55本塁打、132打点と合わせ、04年松中信彦(ダイエー)以来18年ぶり、史上8人目の3冠王が決まる。3日DeNA戦(神宮)では、日本選手最多のシーズン56号本塁打にも挑む。

試合前のフリー打撃では柵越えを連発するなど、体調は問題ない様子。高津監督は「彼も人の子。やっぱりしんどいから、しっかり調整してあげないといけないと思って、今日は外しました」と説明した。

9月13日の巨人戦で55号を放って以降、より厳しくなるマークに苦しんだ。同25日の優勝会見では「もっともっとプレッシャーかけて、押しつぶすくらいプレッシャーをかけてもらいたい」と力強く話していたが、この日まで今季最長の13試合、57打席ノーアーチが続いていた。

それでも同30日広島戦では、2試合連続となる右前打を放つなど復調気配も。故郷熊本の先輩となる松中以来、令和では初の快挙へ、指揮官も「ぜひ取ってほしいね。そんなに3冠取れるチャンスもないし、そういう選手に巡り合えるのも、すごく幸運だと思っている。目の前で見たいと思います」と期待を寄せる。リーグ連覇に導いた主砲が、最後に大きな記録を打ち立てる。【鈴木正章】

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