国士舘大5連敗から2連勝、大阪桐蔭出身1年生の山下来球がV二塁打「思い切りが良い」辻監督

立正大対国士舘大 8回裏国士舘大 無死満塁で右越え2点二塁打を放つ山下(撮影・星夏穂)

<東都大学野球2部:国士舘大8-4立正大>◇第4週第1日◇4日◇等々力

国士舘大が5連敗からの2連勝を決めた。

勝負を決めたのは1年生だった。4-4で迎えた8回無死満塁の好機で、打席は、2回に先制適時打を放った山下来球(ききゅう)外野手(1年=大阪桐蔭)。辻俊哉監督(43)からの「勝負は初球」との言葉を受け、1球目のストレートを打ち返し、勝利に導く右越えの適時二塁打とした。

この日は4打数3安打3打点の活躍。「高校時代はフルで出る機会が少なかった。打席に立つ喜びを毎回感じる」と笑顔。辻監督は「思い切りが良い」と太鼓判を押した。