【阪神】矢野監督、CS初戦へ「タイガースは青柳でいきます。信じています」打の鍵は近本&中野

室内練習で笑顔を見せる阪神青柳(撮影・上山淳一)

8日に開幕する「JERAクライマックスシリーズ セ」の共同記者会見が横浜スタジアムで行われ、3位阪神矢野燿大監督(53)は2位DeNAとの第1戦の先発を青柳晃洋投手(28)と発表した。

「タイガースは青柳でいきます。2年連続でタイトルを取ってくれましたし、やっぱりこの試合、青柳に任せたいと思わせてくれる投手なので。明日は思い切り躍動して、向かっていく投球をしてくれると思う。僕自身も青柳を信じています」と、今季13勝4敗、勝率7割6分5厘、防御率2・05とセ・リーグ3冠のエースに託す。

CSでのキーマンを問われると「(会見に同席した)近本が横にいるので近本と言いたいんですけど、中野も大事かなと思っています。うちは足を使えるチームですし、中野が出た後の近本やクリーンアップが相手も嫌だと思うので。中野と近本(がキーマン)です」と、1番打者の中野拓夢内野手(26)が打線を引っ張っていくことを期待した。

2勝勝ち抜きの超短期決戦CSファーストステージは敵地横浜で、8日午後2時から第1戦が行われる。

 

◆CSファーストステージの主なルール シーズン2位と3位が3試合制で対戦し、勝利数の多い球団がファイナルステージに進出。引き分けを除いた勝利数が同じ場合は2位球団が勝者となる。昨季はコロナ禍で行わなかった延長戦を実施(12回まで)。12回終了後、同点なら引き分け。12回表終了時や12回裏の攻撃中に後攻のステージ勝ち上がりが確定した場合、その時点で終了する。