【ソフトバンク】柳田悠岐「単純に振りやすい」“4戦連発”の裏に「熱男バット」

ソフトバンク対西武 3回裏ソフトバンク2死満塁、右越え満塁本塁打を放つ柳田(撮影・屋方直哉)

<パ・CSファーストステージ:ソフトバンク8-2西武>◇第2戦◇9日◇ペイペイドーム

ソフトバンクが西武に2連勝。ポストシーズン18連勝で、20年以来のファイナルS進出を決めた。主将の柳田悠岐外野手(34)は誕生日に2戦連発となる決勝の満塁本塁打で、流れを引き寄せた。

柳田はこれで、シーズン最終2戦と合わせ“4戦連発”。今季はなかなか状態が上がらなかったが、9月以降だけですでに10本目と本領を発揮し始めた。好調の裏にあるのが「熱男バット」だ。

柳田は約1カ月前から、重さ880グラム、材質イエローバーチは変わらず、グリップのみ「松田モデル」に変更したものを新たに制作し、使用している。これまで柳田のグリップはオーソドックスなものだったが、松田が以前から使用していた、なだらかなタイカップ型にシフトした。柳田は「単純に振りやすい」と愛用。握りやすくなる代わりにヘッドがかえりにくくなると言われるグリップが、アーチ量産を後押ししているようだ。

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