<みやざきフェニックスリーグ:ロッテ4-4オリックス>◇11日◇宮崎・清武
吉井イズムと言うべきなのかはさておき、吉井理人新監督(57)が就任したロッテの若手選手たちが日に日に変化してきている。
試合後の夕焼けミーティング。前日に“吉井MC”から指名された池田来翔内野手(22)が試合を振り返った。「ピンチを野手がしっかりカバーできた」「投手も同じ打者に続けて打たれなかった」と守備の粘りをプレゼンし「勝ちきれないのはどこかに甘さというか、引き込めないところがあった」と振り返った。
前日10日は広畑が総括し、ピンチを作って降板した種市が促されて発言し、佐藤都が挙手で発言した。その1日後。この日は池田がチームメートに意見を求めると谷川、西巻、佐藤都、植田が立て続けに挙手で発言した。「あの時もし送球していたら(誰も)カバーに行けていなかった」。ポジションや年齢の壁を越え、客観的に指摘し合う空気が早くも出始めた。
控え野手が少なかったこともあり、鈴木や種市ら登板予定のない投手たちが、ベンチに入った。守備が終わると、DH出場のキャプテン平沢に負けじと、ベンチの投手陣が率先して野手たちを迎えるシーンが目立った。
吉井新監督は「しっかり(試合を)見ろという意味もあるので。どうせ最後までいなきゃいけないので」と趣旨を説明したが「昨日も反省の中で声掛けが出てたのでしっかり声出てましたし。いい方向にいってるんじゃないかなと思います」と手ごたえも感じている様子。ロッテがどんどん多角的になっている。【金子真仁】