日本ハム清宮幸太郎内野手(23)が13日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷でドラフト1位の後輩候補となった日体大・矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)との知られざる縁を明かした。8月1日に行われたU23NPB選抜-大学・社会人選抜戦(神宮)で対戦した際に一塁塁上で交わした会話についても披露。目の前で見た走攻守投の印象も含めて、同僚となるかもしれない1学年下の投打二刀流の魅力を語った。
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清宮は、神宮の一塁塁上で会話を交わしていた。U23NPB選抜の4番打者として出場した、8月1日の大学・社会人選抜との試合でのワンシーン。日本ハムの17年ドラフト1位と、22年ドラフト1位候補が再接近したのは8回表。途中出場した矢沢が2点右前適時打を放った直後のことだ。
清宮 ちょっと話をしました。あれなんですよね。(矢沢が)町田リトル、町田シニア出身で、僕のことを「ずっと見ていました」って言ってくれた。
清宮は東京北砂リトル、調布シニアの出身。チームは違えど、同一リーグで野球をしていた仲だ。「1個下ですもん」と、年齢は清宮が1つ上。東京北砂リトル時代の12年にリトルリーグ世界選手権で4番エースとして5試合3本塁打を放って優勝した清宮を、矢沢は憧れて見ていたようだ。一方で、清宮は矢沢のことは「知らなかったです」。神宮の一塁塁上で初めて面識を持った。
その日の矢沢は7回裏に中継ぎ投手として登場し、1回2安打1失点。8回表は適時打を放って清宮と会話した直後に、続く打者の右前打で一気に三塁へ到達する俊足も披露し、8回裏は左翼守備。9回表は二ゴロで最後の打者となった。走攻守投のプレーを見た清宮は、どんな印象を持ったのだろうか。
清宮 いやぁ、足がめちゃくちゃ速いなと思いました。あとは、あれだけバットも振れて腕も振れて。やっぱ、バネがあるなと。あの日、一番目立っていたと思います。もう1位でいくって言いましたもんね。もし(日本ハムに)来たら、相手じゃなくて良かったって思いますね。
縁は、つながるのか。清宮も楽しみにしながら、20日のドラフト会議を待つ。【木下大輔】