日体大・矢沢宏太、日ハム1位指名公表後初登板で通算13勝目「いつもより集中して投げられた」

東海大対日体大 力投する日体大先発の矢沢(撮影・野上伸悟)

<首都大学野球:日体大7-2東海大>◇第7週第1日◇15日◇バッティングパレス相石スタジアムひらつか

日本ハムがドラフト1位指名を公表した日体大・矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)が先発登板し、8回を3安打2失点で通算13勝目を挙げた。矢沢は「いつもより集中して投げられたかな。前半は力みがありましたが、3回から力を抜いて、バランス良く投げられました」と柔らかい表情をみせた。

得意のスライダー、「特に良かった」というチェンジアップなど変化球を中心に、7奪三振とまとめた。2-0の2回2死二塁、東海大7番の成瀬脩人内野手(3年=東海大菅生)に2ランを浴びたが、与えた長打はその1本。与四球は3で、この日最速は146キロだった。視察した日本ハム山本一徳アマスカウトグループ長も「(直球、変化球)両方いい。強いボールが投げられますし、スライダーもいいものがある。負けん気が強そうな選手」と評価した。

日本ハム1位指名公表後、初登板だった。目標としていたドラフト1位の評価を受け「すごくうれしく思います」とすっきりとした表情をみせた。二刀流については「スカウトの方とは、評価していただいている方で勝負したいと話していました。その中で日本ハムさんとは、『どっちの可能性を求めてもいいんじゃないか』という話をしました。自分の能力を最大限生かしていければ」と将来を展望した。

公表された11日は、練習が休みだった。それでも「いろんな人から連絡が来て、うれしかったです」と笑顔。個人で運用しているSNSアカウントは、フォロワーが増加したという。

20日のドラフトまで1週間を切ったが、リーグ戦の優勝争いも大詰め。16日も負けられない戦いが続く。矢沢は「仲間と1日でも長く野球をやりたい。明日はすごく大事な試合。打つ方でも、投げる方でも準備していきたい」と力を込めた。

▽日体大・古城隆利監督(矢沢の好投について)「日本ハムさんにドラフト1位を宣言していただいたので、プレッシャーではないですけど、『ドラフト1位の投球をしないかんな』という話をしていました。情けない姿は見せたくなかったんじゃないですかね」