<紅白戦:紅組5-6白組(7回戦、特別ルール)>◇15日◇ジャイアンツ球場
育成2年目の保科広一外野手(24)が、1軍首脳陣に猛アピールを決めた。
■アグレッシブにいくのがスタイル
紅組の6番右翼で先発出場し4打数3安打2打点。6回には笠島から一時同点となるソロを右中間に放ち、7回1死二塁では戸根から右前適時打を放った。右脇腹の肉離れから復帰1週間。「ちょっとケガをしていて、復帰してから間もなくて、とりあえずやれることはやって。今日の紅白戦は自分にとってもアピールの場と思っていたので、初心で初球からアグレッシブにいくのが自分のスタイルなので、どんどん積極的に振りにいった結果が、ヒット打てたのかなと思います」と納得の表情で話した。
■目指す選手像はズッキュン砲
米国人の父を持ち、ウォーカーのようなダイナミックな未来像を描く。「自分もハーフなので、ああいうバッティングとかは自分も参考になるところがある」。グラウンド外でもアグレッシブで「どんどんぶつかっていけるので、コミュニケーションを、下手くそですけど、ネイティブには負けますけど、はい。今日もこのあとチャンスなので、聞いたりしようかなと思ってます」と積極的にアドバイスを求めるどん欲さを持つ。
■首脳陣の評価も◎
原辰徳監督(64)は「非常に存在感あるしね、動きもダイナミックだしね。結果も今日はいいものが出たし。楽しみだと思いますね。走攻守という形でね、そこに今日のような長打力が加われば願ったりかなったりの。成長しているなと思いました」と高評価。原監督と一緒に見守った新任の大久保博元打撃チーフコーチ(55)も「2軍監督もやったけど、あんなファームの子は西武の森以来かな。森があんな感じだった。1か月ごとに森は伸びていった。それになりえる選手」と絶賛した。
■まずは支配下登録へ
来春のキャンプに向け、引き続き鍛錬の秋を重ねる。「ひとつひとつの積み重ねじゃないと、ただ単に今日だけじゃ全く意味がないので、これを機に今日スタートして、次3年目になるので、ラストチャンスと思って、そこにかける思いは今までより強くなっているので、自分といういいものを開花できるように努めていきます」と引き締めた。
◆保科広一(ほしな・こういち)1998(平10)6月3日、大阪生まれ。遊学館-創価大をへて20年育成ドラフト11位で入団。187センチ、92キロ。左投げ左打ち。