近大V争い踏みとどまる 小寺智也が7回0封10K「重圧はなかった。ゼロで抑えたら勝てる」

京大対近大 近大は先発の小寺智也投手が好投した(撮影・酒井俊作)

<関西学生野球:近大9-0京大>◇16日◇ほっともっとフィールド神戸

近大は主将の小寺智也投手(4年=龍谷大平安)が7回3安打10奪三振無失点の好投で優勝争いに踏みとどまった。

前日15日は京大に敗戦。この日の1回も先頭打者に安打を許したが、二盗阻止。無失点に抑えると、2回以降は丁寧な投球が光った。「重圧はなかった。キャプテンとして投げてゼロで抑えたら勝てる気持ちでした。チームとして1勝にこだわる」。19日の京大戦がリーグ戦最終戦。優勝を争う関大、同大の今後の勝敗次第でVが決まる。