【西武】熊代聖人と来季契約結ばず「長男が誕生した日にサヨナラ適時打打った」プロ12年思い出

西武対ロッテ 10回裏西武2死一、二塁、サヨナラ適時打を放った熊代(右から2人目)に飛びつく西武選手(2013年9月29日撮影)

西武は17日、熊代聖人内野手(33)に来季の契約を結ばないと通達したと発表した。

今治西から日産自動車、王子製紙を経て、10年ドラフト6位で西武入り。内外野を守れるユーティリティープレーヤーとして、またムードメーカーとしても重要な存在感を発揮した。今季は主に守備固めで43試合に出場。CSでもベンチ入りしていた。

熊代聖人 プロの世界では小柄な自分が、12年もプレーさせていただいて、ただただ感謝の気持ちしかありません。自分自身、ここまで長くプレーできるとは思っていませんでした。渡辺GMが監督の時に入団し、以降たくさんチャンスを与えていただきましたが、期待に応えられなかったことの方が多かったように思います。初めて試合に出た日のこと、優勝した日のことなどたくさんの思い出がありますが、特に印象に残っていることは、長男が誕生した2013年9月29日(西武ドーム)の千葉ロッテマリーンズ戦でサヨナラタイムリーを打ったことです。今後も野球に関わる仕事をしたいと思っています。

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