【西武】渡辺勇太朗「自分のことのようにうれしい」浦和学院同期ドラ1早大・蛭間拓哉の指名喜ぶ

西武渡辺勇太朗(2022年2月8日撮影)

西武渡辺勇太朗投手(22)が21日、球団がドラフト1位指名した早大・蛭間拓哉外野手(4年)への思いを語った。

浦和学院(埼玉)の同期。卒業後はプロ、大学と違う道を進んだが、4年を経て、チームメートとなる。渡辺は「うれしい。厳しい高校3年間を乗り越えてきた同じ仲間、家族みたいな感じ。自分が指名された時も、自分ものことのように喜んでくれた。僕も逆の立場というか、自分のことのようにうれしい」。自然と喜びがこみ上げた。

感謝も忘れない。高校1年生の冬。「(練習は)しんどかったですし、冬の期間で試合もなかった。先の目標も見えなくて、モチベーションもなくて…」。野球部をやめようと思った時期があった。そんな時、引き留めてくれたのが蛭間らチームメートだった。手紙を受け取った。それを開くと、こう記されてあった。「勇太朗の力が甲子園に行くには必要だ」。仲間の思いが胸に響き、踏みとどまれた。折れかけていた気持ちが戻った。

あの時、止めてもらえなかったら、今、プロ野球選手にはなれなかった。「ライオンズでこうしてプレーしているのは、拓哉も含めて当時のチームメートたちのおかげ」。野球の道を外れずに済んだ。その手紙は実家に大切に保存してある。

現在は右肘が本調子ではなく、体作りに重点を置く。「他の人よりも一足早く来年に向けての時間だと思って今はやっている」。筋肉量を増やし、フォームの安定を目指す。蛭間の存在も刺激とし、成長を遂げていく。