ヤクルト高津臣吾監督(53)が平常心で大舞台に臨む。恩師の野村監督も出来なかった球団初の日本一連覇について「特に意識することはありません。絶対勝ちたいという気持ちでグラウンドに立つのは昨年、今年と全く変わることはない。全力で戦いたい。その結果が勝てればいい」と冷静だった。
昨季は新型コロナの影響で日本シリーズ開催が遅れ、主催試合は東京ドームでの開催。15年以来となる神宮での頂上決戦に「10月終わりの神宮球場の雰囲気って、すごく思い出があったりね。秋晴れの中、少し肌寒さも感じながら野球ができる幸せ。僕個人としても楽しみたい」と90年代の黄金期を支えた現役時代も思い出しつつ、本拠地での開幕を喜んだ。
昨年は監督会議で予告先発は実施しないことが決定したが、オリックス中嶋監督は単独で予告した試合もあった。今年は予告先発が採用され、高津監督は「明日の初戦は小川です。小川でいきます」と示した。偉業達成へ向け、大事な初戦をエース右腕に託した。