法大、東大にサヨナラ勝ち 内海貴斗が初の歓喜弾「打った瞬間、入ったと思った」 東京6大学

東大対法大 9回裏法大1死、サヨナラ本塁打を放った内海貴(中央)はスタンドに笑顔でガッツポーズ(撮影・浅見桂子)

<東京6大学野球:法大2-1東大>◇第7週第1日◇22日◇神宮

法大が内海貴斗一塁手(3年=横浜)の1発でサヨナラ勝ちし、先勝した。

1-1の同点で迎えた9回1死無走者。内海がストレートを捉えると、打球は直後に右翼スタンドで弾んだ。「打った瞬間、入ったと思った。自分で決めたら最高だな、と思ったら飛んでくれた。狙おうなんて気持ちはなく気楽に入れた」と振り返った。サヨナラアーチは高校時代も含めて初めてだった。

法大が勝ち点のないまま最終カードに臨むのは16年秋以来のこと。眠れない日々が続いたという加藤重雄監督(66)は「今日も点の取れない試合になった。引き分けもよぎりました。明日が最後になるよう頑張ります」と話していた。