法大最終日に今季初勝ち点 加藤監督「ずっと低迷。厳しいし、悔しい」チームは5季連続Bクラス

法大対東大 連勝して最終戦を飾り、ガッツポーズで喜ぶ尾崎(左)ら法大ナイン(撮影・浅見桂子)

<東京6大学野球:法大5-0東大>◇第7週最終日◇23日◇神宮

法大が連勝して今季初の勝ち点を挙げ、5位で全日程を終了した。

勝ち点1、4勝8敗。優勝を目指したはずが、これで5季連続のBクラスになってしまった。開幕投手を任されながら最終試合でやっと初勝利を挙げた尾崎完太投手(3年=滋賀学園)は来季に向けての思いを強調した。「冬場、気を抜かず死ぬ気になって取り組みたい。チームのために成長したい」と話した。

加藤重雄監督(66)も反省ばかりが口をついた。「今日がいきなり来ていない。ずっと低迷が続いている。厳しいし、悔しい。来年の話をしている場合ではないかもしれないが、本気になって戦ってもらわないと。尾崎を中心になって回ってもらわないと。もっと高いところを目指してもらいたい」と険しい表情で来季を見据えていた。