【阪神】岡田監督がいよいよ始動「ゲッツー崩れが多過ぎるもんな」秋季練習で二遊間鍛える

就任会見に臨んだ阪神岡田監督=2022年10月16日

阪神岡田彰布監督(64)が、24日から甲子園で始まる秋季練習でいよいよ本格始動する。テーマの一つが二遊間の絞り込み。第1次政権時代と同じ背番号80を14年ぶりにお披露目し、中野、小幡、糸原、日本ハムから移籍してきた渡辺諒らの適性を見極めていく。

「1軍でいてる言うても4人やな。レギュラーと2人、2人やん。そのポジションで4人も5人も1年間でスタメン変わったら、微妙な連係とか違ってくるよな」。二遊間はレギュラーと控えの2人ずつの4枠だけと明言。試合の8割をレギュラーで固定する考えで、競争に負ければ長い控え生活か2軍落ちという過酷なサバイバルを予告した。

二遊間固定の狙いも明かした。「ゲッツー崩れが多過ぎるもんな。今は(危険な)スライディングなんか来ないわけやんか。やっぱりキャッチボールになるよな」。固定で送球時にあうんの呼吸が生まれ、併殺増につながるとの考えだ。

二塁を守った現役時代を例に挙げた。「(遊撃の)平田は『中堅の方へ投げてくれ』と言いよんねん。(走者と)ぶつかるのが嫌やから。アイツは地肩が強いから離れて捕ってもガーンと投げられる。和田に変わった時は『ベースの上に投げてくれ』と。肩が弱かったから」。固定は相方の特徴を知るメリットも大きい。

11月の高知・安芸秋季キャンプには宮崎でのフェニックスリーグ参戦中の小幡や高寺らも加わり、競争は激化する。「守備はうまくなる。反復練習で。実戦練習なんて必要ない。秋は本当にうまくなるよ」。基礎練習の反復で、コンビネーションの熟練度も上げ、5年連続セ界最多失策の劇的改善を期す。【石橋隆雄】

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