【沢村賞】山本由伸は7項目中5項目クリアで全会一致 3項目の巨人戸郷ら3人に大差/選考経過

22年度沢村栄治賞を受賞したオリックス山本(球団提供)

オリックス山本由伸投手(24)が24日、2年連続2度目となる沢村賞を受賞した。

選考基準7項目のうち、完投と投球回をのぞく5項目をクリアした。選考委員4人による全会一致で、文句なしの受賞だった。平松政次委員(75)は「完投、投球回は、どのピッチャーもクリアできていない。5項目をクリアしたのは、満票と思っていただいて結構です。4項目をクリアしたピッチャーはおらず、3項目をクリアしたピッチャーは巨人戸郷、ソフトバンク千賀、西武高橋。この3人に対しても、山本の成績はかなり差があるので、すんなり決まった」と選考経過を説明した。

むしろ、すんなり決まったことに注文が相次いだ。

堀内恒夫委員長(74)は「本当に対抗馬がいない。1人しか選びようがない。選考する方は楽かも知れないが、寂しい気がしないでもない」と話した。

山田久志委員(74)も「残念ながら山本由伸への対抗者がいなかった。どちらかを選ぶという沢村賞であって欲しいが、今年もまた山本由伸という特出した成績もそうですし、存在感、チームへの貢献度。そういうのを含めれば、山本由伸に残念ながら対抗するセ、パの投手が見つからなかったということに尽きると思う。来年度は、もっと委員の間で意見を飛び交わすような選考委員会にしたいなと願っている」と語った。

また、療養中のため文書で出席した北別府学委員(65)も「対抗馬が見当たらないのはとても残念です。他の投手には来年、より一層、奮起して頑張ってもらいたいと思います」と意見を表明した。