【阪神】ドラ6富田蓮、U23W杯の世界一から「セ界一」へ抱負「甲子園を想像しただけで鳥肌」

三菱製の自動車をバックに笑顔で記念撮影する三菱自動車岡崎・富田蓮(撮影・中野椋)

阪神ドラフト6位の三菱自動車岡崎・富田蓮投手(とみだ・れん=21)が27日、愛知・岡崎市内の同社で指名あいさつを受けた。阪神からは畑山統括スカウト、担当の筒井スカウトが訪問した。

20日のドラフト会議は、選出されたU23W杯で台湾遠征の真っただ中だった。指名を受けた瞬間は、ドーピング検査の最中。24日に帰国した際にはオンラインでの取材対応だったため、この日が報道陣を前にしての、指名後初めての記者会見となった。

「指名された時はドーピング検査してたので、その場にいなかった」と笑い、「甲子園球場でその土を踏めると想像しただけで、鳥肌が立つんですけど、そういう地で投げられるのは光栄なこと。1軍ローテを目指してやっていきたい」と決意を込めた。

U23W杯では韓国との決勝で2回無安打無失点と好投し、2度目の優勝に貢献。最優秀投手賞と先発投手部門のベストナインの2冠に輝き、世界一を導いた。色紙には「セ界一」と抱負を書き込み記念撮影。「まずはファンの人に愛されるような選手になりたい。阪神では伊藤将司投手とか、自分に似ている選手がいるので、いろいろ聞いてプロで通用する投手になりたいです」と早くも先輩左腕に弟子入りを志願した。

最速147キロ。「球速以上にバッターがノビを感じるストレートがセールスポイント」と胸を張る。19年ドラフト6位の中野拓夢内野手(26)は同野球部の先輩。「指名された時に電話かかってきて『これから一緒に頑張ろうな』と言われました」。共闘実現もそう遠くないはずだ。

阪神のイメージは「ファンの人が熱くて、若い選手が多いので楽しみ」。即戦力として開幕ローテの一角を狙う左腕。甲子園のファンを沸かせる日に向かって突き進む。

◆富田蓮(とみだ・れん)2001年(平13)9月6日生まれ、岐阜県出身。大垣商では2年夏に進出した県決勝が最高成績。三菱自動車岡崎に入社し、U23W杯オーストラリア戦に先発した今月20日、ドラフト6位で阪神から指名を受けた。5歳上の阪神中野は同社の先輩。175センチ、79キロ。左投げ左打ち。50メートル走6秒2、遠投100メートル。好きな有名人は霜降り明星。