【阪神】ドラ6ブレークの法則!富田蓮「新人王」宣言「虎ドラ6×筒井スカウト」で大活躍の予感

三菱製の自動車に乗り込み笑顔で記念撮影する三菱自動車岡崎・富田(撮影・中野椋)

ブレークの法則だ! 阪神ドラフト6位の三菱自動車岡崎・富田(とみだ)蓮投手(21)が27日、愛知・岡崎市内の同社で指名あいさつを受けた。阪神からは畑山統括スカウト、担当の筒井スカウトが訪問。岡田新監督の直筆サインが入ったドラフト会議パスを受け取り、「甲子園の土を踏めると想像しただけで鳥肌が立つ。先発ローテに入って新人王をとりたい」と宣言した。

筒井スカウトが昨年までのドラフトで担当した支配下選手は2人。18年湯浅、20年中野といずれも6位で指名し、今や欠かせない戦力となった。まさに“出世順位”だ。同スカウトは「6番目で指名があった時は『また6巡目で』っていうのはありました」と運命的なものを感じ、「1年目から遠慮せず頑張ってほしい」とエールを送った。

「何位とかは関係ない。下位でもそこで結果を出せば、その選手がすごいと思う」。富田もすでに下克上マインドを染みこませている。最速147キロの球速以上に勢いを感じさせる直球が武器。筒井スカウトからは「(ソフトバンクの)和田毅さんとか(元巨人の)杉内さんのように球速以上にバッターが速く感じるボールの質を持っている。一流を目指して欲しい」とビッグな目標も託された。

今季の1軍先発左腕は伊藤将のみ。「最終的には(伊藤将を)超えられたら」と先輩左腕と切磋琢磨(せっさたくま)し、即戦力の働きを目指す。「虎ドラ6×筒井スカウト」で、大活躍の予感だ。【中野椋】

◆阪神ドラフト6位選手 73年にテストを受け入団した掛布は、本塁打王3度の名選手に成長。通算349本塁打は球団最多だ。原口は16年途中に育成から再昇格し、現在は勝負強い打撃で地位を確立。岩崎は救援左腕として、今季はチーム最多の28セーブ。湯浅は今季大ブレークを果たし、45ホールドポイントで初タイトルを獲得した。中野は新人年に盗塁王となり、遊撃の定位置を確保。なお7位以下の入団では、代打として絶大な人気を誇った川藤幸三は、67年9位。藤本敦士は00年7位で入団し、2度のリーグ優勝に貢献。02年7巡目の林威助は、07年15本塁打で主軸を担った。