【日本ハム】清宮幸太郎が「前進会見」杉谷拳士に“惜別弾”「後退していたら出禁で」再会心待ち

8回、日本ハム清宮は右前打を放つ(撮影・中島宙恵)

「人生の前進」を決めた先輩へ、後輩が甘辛エールを送った。日本ハム清宮幸太郎内野手(23)が29日、引退を表明した杉谷拳士内野手(31)との別れを惜しんだ。

この日、フェニックスリーグ西武戦(宮崎・都城)に出場。4番で先発した清宮は、逆方向左翼への先制2ランを含む2安打をマーク。

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秋晴れの空を切り裂いた白球は、左翼芝生席で軽やかに跳ねた。1回、逆方向への先制2ランを放った清宮は「風もあったので入るかなと。いい感じで捉えていたのでよかったです」。25日からフェニックスリーグに参加中。11月5日の侍ジャパン強化試合(東京ドーム)へ向け、実戦感覚を磨いている。

大好きな先輩への“惜別弾”だ。前日28日にチームメートの杉谷が「人生の前進会見」で引退を表明。年明けの自主トレで弟子入りし慕ってきただけに、ショックは大きかった。「引退という言葉が似合わない人なので、すごく寂しかった」と、しんみり。「1年目の時から何かあれば声を掛けてくれて、一緒に楽しく野球をやってこられた」と感謝し「いつも『幸太郎らしくやれよ』と言われていた。拳士さんも栗山さん(日本ハム前監督)に『拳士らしくやれよ』と言われていた。(自分の姿を)僕に重ねて、言ってくれているのかなって…。(その言葉は)忘れないです」。杉谷から受け継がれた“教え”を、しっかりと胸に刻んだ。

今後も「たくさんチームに顔を出してほしいですね。杉谷パワーなくして、ファイターズはない。力を貸してほしい」と、再会を心待ちにした。その一方で「(杉谷には)たくさん勉強してから(チームに)来てもらって…。前進してから。(人として)後退していたら出禁で(笑い)」。新たな道を行く先輩の背中を、力強く押した。【中島宙恵】

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