【データ】シリーズで2度「適時失策」は59年ぶり2人目 ヤクルト・マクガフ悪送球で痛恨失点

ヤクルト対オリックス 9回表オリックス無死一塁、紅林の投前送りバントを一塁悪送球するマクガフ(撮影・和賀正仁)

<SMBC日本シリーズ2022:ヤクルト0-3オリックス>◇第6戦◇29日◇神宮

ヤクルト守護神マクガフがまたも痛恨の失点を重ねた。

1点を追う9回に登板し、無死一塁から投前への犠打を一塁に悪送球。一気に一塁走者の生還を許すと、犠飛で2点目を失った。続けて四球を出して降板。7月22日広島戦(神宮)以来、今季2度目のイニング途中の交代となった。第5戦でも1点リードの9回に、自身の一塁への悪送球からサヨナラ負けを招いていた。

▼マクガフが紅林の投手前のバントを一塁へ悪送球する失策で失点。マクガフは第5戦でも、西野の投手強襲安打を一塁に悪送球して失点していた。シリーズで投手の2失策は、63年宮田(巨人)87年桑田(巨人)99年野口(中日)に次ぎ4人目。マクガフのような「適時失策」を2度は、63年宮田以来59年ぶり2人目。宮田は西鉄との第4戦で、6回1死一、二塁での一塁けん制が悪送球となり失点。7回にも1死一、二塁で投ゴロを二塁へ悪送球してしまい失点した。

【日本S第6戦ライブ詳細】オリックス26年ぶり日本一王手!杉本裕太郎がV打、ヤクルト打線沈黙>>