【オリックス】山崎颯一郎ぼうぜん 8回裏オスナに3ラン浴び降板、ベンチで天仰ぐ

ヤクルト対オリックス 8回裏ヤクルト1死一、二塁、右前適時打を放つ村上。投手山崎颯(撮影・鈴木みどり)

<日本シリーズ:ヤクルト-オリックス>◇第7戦◇30日◇神宮

オリックスが誇る鉄壁救援陣「USJ」の一角が崩れた。

5点リードの8回、山崎颯一郎投手(24)が3番手として登板。2安打を浴び1死一、二塁とされると、4番村上に右前適時打を浴び、4点差に迫られた。

さらに1死一、三塁。5番オスナに低めの変化球を捉えられ、左翼席へ飛び込む3ランで1点差に迫られた。山崎颯は打球を見つめ、ぼうぜんとした様子でしばらく動けなかった。降板となっても、ベンチで天を仰いだ。

「U」の宇田川優希投手(23)、「J」のジェイコブ・ワゲスパック投手(28)と担う強力リレー。宇田川は6、7回をまたぎ、無失点に封じていた。今試合前までシリーズ2試合4イニング無失点と大車輪の活躍を見せてきた「S」の山崎颯が打たれ、僅差の終盤となった。

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