清原和博氏長男の慶大・正吾、リーグ戦で初のベンチ入り 2勝して勝ち点ならV決まる最終カード

慶大対早大 リーグ戦で初めてベンチ入りし、気合の表情の慶大・清原(撮影・野上伸悟)

<東京6大学野球:慶大-早大>◇第9週第1日◇5日◇神宮

プロ通算525本塁打の清原和博氏(55)の長男、慶大の清原正吾内野手(2年=慶応)が、リーグ戦で初めてベンチ入りを果たした。

慶大が2勝して勝ち点を挙げると優勝が決まる最終カードの初戦で、ベンチメンバーに名を連ねた。

背番号は49。試合中は、笑顔でベンチから声を出し、バッティンググローブをはめていたが出番はなし。試合はサヨナラ負けとなった。

早慶戦に向けた試合形式の練習で本塁打を連発するなど、アピールが初のベンチ入りにつながった。堀井哲也監督(60)は「ずっと(打撃の)調子がよかった。試合形式の練習でよくホームランを打ったので、ベンチに入れる判断をしました。守備もいいので。いつ(試合に)出てもいいように、準備してもらいたい」と期待を寄せた。