JA全農WCBF少年野球教室が5日、北海道・苫小牧市で初開催され、小学5、6年生の計121人が参加した。同教室は93年の開始から30年目。今年は5回目で、北海道では11年6月に豊浦町で実施して以来、11年ぶり3度目の開催となった。
日刊スポーツ評論家で元ロッテ捕手の里崎智也氏(46)、元ヤクルト投手の五十嵐亮太氏(43)、日本ハム外野守備走塁コーチに就任した森本稀哲氏(41)、元ソフトバンクで現BC・栃木の川崎宗則内野手(41)の4人が講師として、約5時間指導。全体指導の後は、指導陣が専門のポジションに分かれ、実演もまじえながら熱血指導が行われた。15年から8年連続参加の里崎氏は「全国いろいろ回ってきたが、スイングも投げることもレベルが高いと感じた。偏りもない。全般的に平均よりも上のレベル」と、感想を口にした。
子どもたちにまじって地元の少年野球指導者も約30人参加した。里崎氏は「僕らは1日でさよならですけど、子どもたちは忘れてしまう。指導者の方が、今の子だけでなく、来年以降の子どもたちにも伝えてくれたら、根付いていくと思う」と話した。
ドラフトでロッテ1位指名を受けた専大・菊地吏玖投手(22)の出身チーム、拓勇ファイターズから参加した経塚大雅投手兼外野手(11)は「五十嵐さんには、股関節を柔らかくすればフォームが良くなると聞いた。稀哲さんには遠くに飛ばすためのポイントを教えてもらった。練習で生かして、将来は菊地選手みたいにプロになりたい」と夢を描いた。